コラム｜秋雨
愛媛県今治市の美容院・美容室 Ravish（ラヴィッシュ）

秋の澄み切った高い空の下での運動会や球技大会が行われるイメージのこの季節。今年は例年と違って 雨の日が多いように感じている今日この頃。
今年も広島カープはリーグ優勝を果たし 今まさに 日本シリーズに向けてのクライマックスシリーズ真っ只中。 今年こそは 昨年の忘れもの 日本一に輝いて欲しいなと願っています。(笑)

さて 例年 この時期のHPの更新日を迎えると 一年がもう終わるのか！と 一年が過ぎ去る速さを 改めて実感させられんだけど 今年もまた 同じ気持ちで このコラムを書いています。（汗）

そんな時に いつも思い出す事があるんだけど 以前何かで読んだ 『武士たる者は、武道を心懸（か）くべきこと、珍しからずといへども、皆人油断と見えたり。』（武士たる者が武士道を心がけなければならない事は、格別とりたてて言うほどの事でもないが、すべての人に油断があるように思う。）

これは 「武道の大本をなんと心得る」と聞いても 即座に答えられる武士が少ない事を「油断している」と語られた言葉で、即座に答えられないのは 武道の心がけが出来ていない！と戒められているのである。

聞かれた時には言下（げんか）に答えることが重要で 「えっと、なんだっけ？」などと言う人は 普段から考え抜いていないのである。
これは仕事に於いても 同じだと思う。例えば上司から「仕事とはどういうものか」と尋ねられた時に 答えは変わっていいし 一つでなくてもいいけれども 「今の自分は 一番にこれを心掛けています」と即座に答えられているのかどうか。これが「言下に答える力」であると。

毎日同じ事の繰り返しの中では どうしても失われてしまっている気持ちの部分ではないかと思う。油断があるとは ぼんやりと過ごしてしまっている事。

日頃から 何かを考え準備をし 経験してこれだと思うところに行きつく！そのためには「言下に答える力」を身に付けたいものですね。

(10月下旬)

常日頃から考え抜いていれば、悩むことはないのか。

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